私自身のための俳句入門
著者
書誌事項
私自身のための俳句入門
(新潮選書)
新潮社, 1992.9
- タイトル別名
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私自身のための俳句入門
- タイトル読み
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ワタクシ ジシン ノ タメ ノ ハイク ニュウモン
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内容説明・目次
内容説明
季語とは何か。切れ字とは何か。句、歌、詩、3つの分野で文学賞を受賞した異才がいまあらためて“俳句とは何か”を問い直す。新たな発見も多い秀逸な俳句入門。
目次
- 歴史篇(視点—俳句は和歌である;起源—どこまで溯れるか;公私—相聞の2つの相;接木—季感は大熱から;類型—季感から季題へ;闘戯—歌合は連歌の根;唱和—上の句と下の句;熟期—連歌の生まれる基盤;遺産—本歌取りの知恵;問答—発句は脇以下を予想する;本卦—俳諧こそ連歌の淵源;変成—詩化のための永久運動;切断—そして俳句誕生)
- 構造篇(俳性—俳とは批評である;句質—俳詩・俳歌でなく俳句;定型—なぜ5・7・5か;入切—なぜ切字なのか;再分—俳句にも上の句・下の句;合物—感慨は「物」化すること;即離—切字への愛憎こそ;約束—季は暗黙の了解事項;季恋—恋とは美意識;重層—雅と俗の2重構造;写生—季の甦新のために;真美—美は俳に変わりうるか;遊性—遊びはルールから)
「BOOKデータベース」 より