水俣の視図 : 弱者のための環境社会学
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水俣の視図 : 弱者のための環境社会学
立風書房, 1992.10
- タイトル読み
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ミナマタ ノ シズ : ジャクシャ ノ タメ ノ カンキョウ シャカイガク
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注記
参考文献: p241-248
内容説明・目次
内容説明
三十数年前、激痛を訴え、もだえ苦しむ水俣病患者を診た時、若き医師は、有機水銀中毒による環境汚染の研究が、自らの仕事であると直観した。以来、彼は、常に「水俣」を意識しながら、研究と記録の旅を続けた。その貴重で示唆に富んだ体験が、地球と人々の未来を問いかける一冊の記録集になった。
目次
- 序 ストックホルムからリオデジャネイロへの20年
- 第1部 水俣の原風景(水俣;新潟 阿賀野川;病像論;予見可能性)
- 第2部 水俣からの視図(ネコと水鳥;足尾鉱毒事件;日吉・マンガン中毒;神通川 イタイイタイ病;土呂久鉱毒病;中条町砒素中毒;マスコミの功と罪;カネミ油症;量・反応関係;大気汚染;企業内労働者の苦渋と闘い;農薬とゴルフ場事件;使用済み電池)
- 第3部 水俣への回帰(公害の輸出;北欧の水俣病;北アメリカの水俣病;南アメリカの汚染地区;アジアの汚染;ベトナム 枯葉剤後遺症;ノーヒロシマ、ノーボパール;地球環境と南北問題)
「BOOKデータベース」 より