良寛
著者
書誌事項
良寛
(ちくま文庫)
筑摩書房, 1989.10
- タイトル読み
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リョウカン
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注記
略年譜:p275〜277
内容説明・目次
内容説明
良寛といえば、まず「書画にすぐれた僧」あるいは「子供の好きなお坊さん」という印象を持っている人も多いであろう。しかし良寛はきびしい修業をつんだ曹洞宗の僧であり、学識深い大教養人であった。後年の軽妙洒脱、自在の境地にいたるには、多くの苦悩・挫折を経なければならなかった。その、内面の風景を、主として漢詞に依って描き、従来あまり知られなかった良寛の心を、細密に説く。
目次
- 1 生涯懶立身—良寛の生涯と境涯
- 2 「捨てる」と「任す」
- 3 良寛の資性
- 4 良寛における詩
- 5 良寛の「戒語」と「愛語」
- 6 良寛における「聞く」
- 7 良寛における歌と書
「BOOKデータベース」 より