海を渡る自衛隊 : PKO立法と政治権力

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海を渡る自衛隊 : PKO立法と政治権力

佐々木芳隆著

(岩波新書, 新赤版 252)

岩波書店, 1992.11

タイトル読み

ウミ オ ワタル ジエイタイ : PKO リッポウ ト セイジ ケンリョク

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内容説明・目次

内容説明

1990年夏、ペルシャ湾岸危機の勃発とともに「国際貢献」論が浮上してからわずか2年。自衛隊の海外派遣という戦後政治を画する事態が、憲法論議も深められぬまま実現した。国連平和維持活動等協力法の成立をはさむこの重大な期間に、政権の内外でどのような思惑が交錯し、力学が働いたのか。綿密な取材によってその過程を描く。

目次

  • プロローグ 島国の人々も、地球益を見つめるべき時代になった
  • 1 湾岸危機の訪れ—始まった小沢流の仕掛け
  • 2 深まる危機—政権は民意より米国の意向に敏感だった
  • 3 湾岸戦争突入—政権は泥縄をなった
  • 4 戦火のあとに—政治プレゼンスの種まきに走る野心家たち
  • 5 この機に乗じ—既成事実づくりと集団安保への誘惑
  • 6 PKO等協力法案—自衛隊海外出動のためのガラス細工
  • 7 ベテラン首相の登場—着地点は「憲法解釈ギリギリ一杯」
  • 8 海を渡る自衛隊—戦後初めての部隊出動
  • エピローグ 地球社会で、日本の政治体質が問われる

「BOOKデータベース」 より

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