歪められた発展と累積債務 : 世界経済のなかのメキシコ

書誌事項

歪められた発展と累積債務 : 世界経済のなかのメキシコ

D.バーキン著 ; 吾郷健二訳

岩波書店, 1992.11

タイトル別名

Distorted development : Mexico in the world economy

タイトル読み

ユガメラレタ ハッテン ト ルイセキ サイム : セカイ ケイザイ ノ ナカ ノ メキシコ

注記

原書の翻訳に書き下ろしの一章を加えた

参考文献: 巻末p1-14

内容説明・目次

内容説明

開放経済政策のもとで、世界経済に統合されたメキシコ経済は、今日いかなる局面を迎えているのか。対外債務問題に焦点をあてる通説に対し、著者は、輸出振興のため産業構造の再編成が失業問題を解決せず、また小農民を衰退させ食糧自給を困難にし、国民の生活水準を低下させたことを鋭く指摘し、経済発展の代替的戦略を提唱する。

目次

  • 食糧自給の終焉
  • 開発戦略と環境悪化
  • 密輸、資本逃避、開発金融
  • 資本主義発展の限界
  • 安定化政策—メキシコの不安定化
  • 戦時経済再訪—1990年代のメキシコの選択
  • エピローグ—「サリーナストロイカ」とメキシコの行方

「BOOKデータベース」 より

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