中世の村と流通
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書誌事項
中世の村と流通
吉川弘文館, 1992.12
- タイトル読み
-
チュウセイ ノ ムラ ト リュウツウ
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注記
内容: はじめに(石井進), 中世史の現在, I: 村落と権力(「近江における戦国大名権力と村落」-「東大寺領伊賀国黒田庄の成立事情」), II: 道と流通(「中世後期の山陽道」-「港津における「問」の終焉」), III: 村のこころ(「神と人との間にて」-「中世後期の作職売買に関する一考察」), 執筆者紹介
収録内容
- 中世史の現在 / 網野善彦, 石井進対談
- 近江における戦国大名権力と村落 : 「公」をめぐる確執 / 宮島敬一 [著]
- 但馬山名氏と垣屋・太田垣両守護代家 : 垣屋・太田垣両氏の系譜究明から迫る / 宿南保 [著]
- 東大寺領伊賀国黒田庄の成立事情 / 犬飼智 [著]
- 中世後期の山陽道 / 榎原雅治 [著]
- 西と東の永楽銭 / 中島圭一 [著]
- 港津における「問」の終焉 / 宇佐見隆之 [著]
- 神と人との間にて : 宮座における二つの原理(ヤヌス) / 金子哲 [著]
- 泉州惣墓めぐり : 墓郷の構成と結集の契機 / 高田陽介 [著]
- 中世後期の作職売買に関する一考察 / 神田千里 [著]
内容説明・目次
内容説明
中世後期、人や物資の往来が盛んになり、人々が暮らしの中で感じる世界は広がっていった。村人たちは多様な情報や物品を受け入れるとともに、村の内側にも目を向け、連帯と自治の意識が芽生えてきた。それらの具体像を多面的に描く最新の研究成果九論文よりなる。また中世史研究の現状をみつめ今後を展望する網野善彦氏と編者との対談を巻頭に収める。
目次
- 中世史の現在
- 1 村落と権力(近江における戦国大名権力と村落;但馬山名氏と垣屋・太田垣両守護代家;東大寺領伊賀国黒田庄の成立事情)
- 2 道と流通(中世後期の山陽道;西と東の永楽銭;港津における「問」の終焉)
- 3 村のこころ(神と人との間にて;泉州惣墓めぐり;中世後期の作職売買に関する一考察)
「BOOKデータベース」 より