干潟幻想 : 中世中国の反園林都市

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干潟幻想 : 中世中国の反園林都市

大室幹雄著

三省堂, 1992.12

タイトル読み

ヒガタ ゲンソウ : チュウセイ チュウゴク ノ ハンエンリン トシ

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内容説明・目次

内容説明

東西五千キロ、南北八千キロに触手を伸ばす巨大な干潟としての隋帝国。域内に渦巻く生の沸騰。コスモス(劇場)による風景(園林)の征圧。反復・模倣される劇場都市。北方辺境の遊牧草原文化による江南ロココの農耕都市文化の征服を通して、拓跋・北魏王国から中原・隋帝国への華夏中国史の舞台転換を濃密に描く。

目次

  • 第1章 殺された魔法の王子の残影
  • 第2章 憑かれた一革命家の肖像
  • 第3章 反園林都市—倣びの陶酔と江南コンプレックス
  • 第4章 性愛する皇太后の最期
  • 第5章 出来すぎた夫婦と不肖の息子たち
  • 第6章 始原児皇帝の世界遊戯と母胎回帰
  • 第7章 干潟幻想—コスモス再建と解体と修復

「BOOKデータベース」 より

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