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祖霊という装置

佐々木孝次著

青土社, 1992.11

タイトル読み

ソレイ トイウ ソウチ

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内容説明・目次

内容説明

祖霊は日本人の意識の根幹を形成する〈象徴的なもの〉である。家から天皇制にいたるさまざまな深層に仕掛けられた、この不可視のネットワーク=祖霊という装置を、根底から解析し、日本人の価値観の特異性を摘出する野心的な論考。

目次

  • 第1部 祖先と死(機械論と霊魂論;中心の課題は祖先崇拝だった;習俗のダブル・バインド;自然はけちくさいか;生と死の行き来)
  • 第2部 供犠と死(バタイユのヘーゲル論から;犠牲者としてのシニフィアン;制度の対象化;犠牲者の二面性;感性の暴力)
  • 第3部 共同体と死(バタイユの共同体へ;共同体の思考と象徴;何もしないこと;空虚な場所;無意識の知)
  • 「祖霊」はどこへ行くのか(付論)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN08437030
  • ISBN
    • 4791752201
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    320p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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