越境する世界文学 : voices from border
著者
書誌事項
越境する世界文学 : voices from border
(Super Bungei, 1)
河出書房新社, 1992.12
- タイトル読み
-
エッキョウ スル セカイ ブンガク : voices from border
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注記
Bungei special issue
内容説明・目次
目次
- 1 新たなる移動の空間へ(パレスチナ人のアイデンティティについて;世界文学の旅程;存在のデーモンについて—プログラムの時間とデモーニッシュな時間;「X」からの思考—人種・性・歴史のインターセクション〈ズ〉;とどまる力と超えて行く流れ—ポスト共産主義時代の民族・亡命・そして文学;クレオールから宇宙的視線へ;ブラジルからの手紙—心に絵のうつる境界から)
- 対話 二十世紀的移動のゆくえ(今福龍太;四方田犬彦)
- 2 Voices from border(コラゾンでの停泊;アブハジアの黒人—わが同郷人の話;ハバナへの旅;りす;マンゴー通りの家;頭をコツンと叩くぞ;サンディノの帽子)
- 対話 流動化する世界・越境する言葉(池沢夏樹;宮内勝典)
- 3 複数のアジア 複数の日本(定位と移動—「祖国」との距離;東北文学論—植民地文学からクレオール文学へ;アジア映画論序説;「南」へ向かう文学—日本近代文学における南方;三人の「日本人」作家—王昶雄・陳火泉・周金波)
- 4 ポストコロニアリズム—[読み]の抗争(ポストコロニアリズム;ポストコロニアルの文学・批評;表象と植民地テクスト—模倣主義の諸形態を批判的に検証する;物語(へ)の抵抗—プイグ『蜘蛛女のキス』における誘惑について;彼らの言葉に声の息吹はあるか?—二十世紀黒人アフリカにおける言語文化の変容とその文学;複数の[読み]読みかえの位相)
「BOOKデータベース」 より