記憶の絵
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記憶の絵
(ちくま文庫)
筑摩書房, 1992.2
- タイトル読み
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キオク ノ エ
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内容説明・目次
内容説明
葬式饅頭を御飯にのせ、煎茶をかけて美味しそうに食べた父・鴎外のこと、ものの言い方が切り口上でぶっきら棒、誤解されやすかった凄い美人の母のこと、カルチャー・ショックを受けたパリでの生活、〈しんかき〉〈他所ゆき〉〈足弱伴れ〉などなつかしい言葉と共にあった日常のこと—。記憶の底にある様々な風景を輝くばかりの感性と素直な心で描き出した滋味あふれる随筆集。
目次
- 薄闇の中
- 祖母
- 銭湯
- 伊予紋
- 着物
- 洋服
- 薬
- よく走る馬
- 足弱
- 腕弱
- ヤッタルデ
- 続・ヤッタルデ
- 鋏
- 本屋〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より