ベストセラーの構造
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ベストセラーの構造
(ちくま文庫)
筑摩書房, 1992.12
- タイトル読み
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ベスト セラー ノ コウゾウ
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内容説明・目次
内容説明
「活字離れ」「文学の危機」が叫ばれる一方で、数百万単位のベストセラーが生まれる現在、読者はいったい何を求めているのか?「知的であること」より「知的に見える」ことを優先させ、“プロの技”よりも“アマチュアの親しみやすさ”を求める人々…。時代と社会の申し子たるベストセラーを手がかりに、その裏にある個人と社会との関係の変容を鮮やかに描き出す。
目次
- 序章 現代は活字離れの時代か
- 第1章 知的中流階級の形成
- 第2章 知識人の系譜
- 第3章 新しい知識階層の肖像
- 第4章 読者の時代
- 第5章 下部構造の成立
- 第6章 差別されたベストセラー
- 第7章 スキャンダルの構図
- 第8章 幻影のスキャンダル
- 第9章 儀式としてのスキャンダル
- 第10章 幻想のフィードバック機構
- 第11章 マスメディアの迷い
- 終章 転換期のなかで
「BOOKデータベース」 より