書誌事項

勇魚(いさな)

C・W・ニコル著 ; 村上博基訳

(文春文庫)

文芸春秋, 1992.12

タイトル別名

Harpoon

タイトル読み

イサナ

内容説明・目次
巻冊次

上 ISBN 9784167220037

内容説明

紀州・太地は鯨取りの村である。将来の筆頭刃刺と目されながら、鮫に片腕を奪われ失意のどん底にあった青年・甚助に、ある日ひとりの武士が声をかけた。紀州藩士松平定頼である。「江戸へ出ないか」定頼はそう言った。—構想8年、若者の夢と野望を軸に、西洋との出会いに揺れる幕末日本をドラマチックに描いた歴史絵巻。
巻冊次

下 ISBN 9784167220044

内容説明

日本の将来を案じ、海防の要を説く松平定頼は甚助をその秘偵にとりたてる。井伊直弼、吉田松陰、坂本龍馬…。徐々に世界に目を転じはじめた幕末の群像。そして決定的なジョンこと中浜万次郎との邂逅。海こそ自分の生きる道だと確信して海外に雄飛する甚助改めジム・スカイを通して、近代日本の黎明を描破した激動の歴史ロマン。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BN08487323
  • ISBN
    • 4167220032
    • 4167220040
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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