さらにまた幻想を語る
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書誌事項
さらにまた幻想を語る
(岸田秀コレクション)
青土社, 1992.11
- タイトル読み
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サラ ニ マタ ゲンソウ オ カタル
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内容説明・目次
内容説明
崩れさった共同体の神話。家庭や学校や企業や、それらの共同体を支えてきた原理は、音を立てて崩れつつある。自己について、大学について、酒、おカネ、嫉妬、演技について、貨幣経済、日米関係などと、我々をとりまく状況を八方から論じ、明快に現代の病いを析出する〈唯幻論〉の対話編。
目次
- 似ているって何だろう自己のイメージ—他者のイメージ
- レジャーランドでいいじゃないか—大学幻想は解体されたか
- 幻想と妄想—自我とつきあう方法
- 新・新興宗教ブームの背景—小さな神々は「中流」を魅きつける
- 閉じられた鏡を砕く—バッケージとしての日米関係
- 人はなぜ酒を飲むのか—飲酒と文化のかわりについて
- 黒船いらいの日米戦争—日米関係を精神分析する
- 不満足の時代—失なわれた救いの物語
- 進歩という強迫観念—唯幻論で相対化してやろう
- 世の中は嫉妬、嫉妬、嫉妬の時代です—幻想我と現実我の裂け目に
- おカネ学入門—資本主義ってナーニ?
- 変身することの恍惚と不安—演技と現実の関係をめぐって
「BOOKデータベース」 より