知られざるオリーヴ・シュライナー
著者
書誌事項
知られざるオリーヴ・シュライナー
(バイオグラフィー・女たちの世紀)
晶文社, 1992.12
- タイトル別名
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The healing imagination of Olive Schreiner : beyond South African colonialism
- タイトル読み
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シラレザル オリーヴ シュライナー
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注記
原著 (The University of Massachusetts Press 1989) の全訳
オリーヴ・シュライナーの肖像あり
オリーヴ・シュライナー略年譜: p317-323
参考文献: 巻末pxiii-xxii
人名索引: 巻末pi-xii
内容説明・目次
内容説明
20世紀初めの女性運動のバイブルとなった『女性と労働』を著し、名作『アフリカ農場物語』でアイザック・ディネーセン、ドリス・レッシングらの先駆者として仰がれるオリーヴ・シュライナー。英国人宣教師の娘として南アフリカに生まれ、白い平原で知識にかつえた早熟な少女は、医者を夢見て英国をめざす。ハヴロック・エリスらとの自由な親交・社会主義へのめざめ。やがて彼女は、人々の孤独によりそう「癒しの作家」の道を歩みはじめる—。自然を愛し、人を信じて、荒野をわたる風のように生きたひとりの思想家。世界的に再評価されつつある今日、その生涯と仕事に光をあてた本邦初の評伝。
目次
- 1 「癒し」の作家への道
- 2 孤独な自由思想
- 3 もうひとつの進歩思想をもとめて
- 4 南アフリカの人種差別とイギリス帝国主義
- 5 新しい女性、新しい男性
- 6 社会主義への長い夢
- 7 自然との交歓
- 8 熱情と知性の芸術家
「BOOKデータベース」 より