エイリアン・ネイションの子供たち
著者
書誌事項
エイリアン・ネイションの子供たち
新宿書房, 1992.10
- タイトル読み
-
エイリアン ネイション ノ コドモタチ
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注記
参考資料:p268〜270
内容説明・目次
内容説明
錯乱するハイパー資本主義の最前線で、サイバーパンクが発した深刻な問いかけとはなにか。電脳端末人間、クローン・ボディの生と死と再生の地獄、テクノロジーに侵略された遺伝子…。そこにはまぎれもなく、衰弱してゆく人間存在への真摯な危機意識が投影されている。この本は二つの事件を扱った。女子高生監禁殺人コンクリート詰め遺棄事件と17年ぶりに起こった釜ヶ崎暴動と。未知の領域へ暴走する子供たちを育てた資本主義世界。—その不条理の只中を漂うあなたへの、これは特別なメッセージである。
目次
- 1 どこまでもそんなにどこまでも殺されているのだいつまでも(どこまでもそんなにどこまでも;女子高生監禁殺人コンクリート詰め遺棄事件;どこまでも殺されているのだ ほか)
- 2 ジャスト・ライク・トム・サム・ブルース(どこまでもシンクロニシティ;どこまでもサイバーパンク・シティ;スポンティニアス・コンバッションbyトビー・フーパー;黄昏のクローン・ボディ・セックス;生体解体論;ポスト港岸の報道リアル ほか)
- 3 10月のディソレーション・エンジェル(いつまでもゾンビ資本主義;暴動;10月のディソレーション・エンジェル)
- 大幅な付け足し ある寄せ場のなかの死、そして死者の視野に映るもの
「BOOKデータベース」 より