良寛まんだら考
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良寛まんだら考
(さみっと双書)
名著刊行会, 1992.12
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リョウカン マンダラコウ
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Description and Table of Contents
Description
「書」を通して人間の喜怒哀楽を不朽の〈美〉に昇華した野僧・良寛。聖と俗を併せ超え、貴賎の別なく親しまれるその世界に参入することはまた、懐しくも未知なる原郷への散策でもある。本書は良寛の全宇宙を学際的視点によって浮き彫りにする、新解釈の森である。
Table of Contents
- 良寛書の書法—人間と心の揺曳
- 良寛考—雪と雨と風を聴く人
- 良寛和尚と道元禅
- 野にある仏者の面目
- 草堂浄土—その達成と限界
- 逸話から見た良寛の人間性
- 良寛における表現の思想—和歌と漢詩のあいだ
- 良寛とその時代
- 良寛歌の景物と思念—「岩室の…」をめぐって
- 心月輪まんだら考
- 良寛素描—技法を超えた心象世界
- 良寛の風趣—自然体の宇宙観
- 良寛さんの書
- 良寛における典型と反典型
- 良寛雑考
- 良寛の温か味〔ほか〕
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