海図
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海図
(講談社文芸文庫)
講談社, 1988.9
- タイトル読み
-
カイズ
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注記
著書目録: p248-249
内容説明・目次
内容説明
妻子と別居中の男は宗子という女と暮している。女は海に憑かれた元海軍少尉の父親から精神的に独立できないでいる。男・女・父親—各々の微妙で危うい関係は、7篇の短篇に鮮やかに抽出され、時間の経過とともに揺れ、やがて一つの長篇に固着する。画期的連環小説の手法で家族の崩壊、愛の変容、人生の内面を浮彫りにする。読売文学賞受賞作。
目次
- 1 海図
- 2 風の木
- 3 野生
- 4 凪
- 5 夕の諧調
- 6 草の路
- 7 水宴
「BOOKデータベース」 より