小説の方法
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小説の方法
(同時代ライブラリー, 140)
岩波書店, 1993.3
- タイトル読み
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ショウセツ ノ ホウホウ
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内容説明・目次
内容説明
人間の諸要素を全体として活性化させる、小説という言葉の仕掛け。著者は、具体的な作品に即し、「異化」と想像力、文体論、グロテスク・リアリズムのイメージ・システムなどを論じ、文学の全体像を同時代的手法でとらえなおす。書き手と読み手とが共有する精神と情動の深い経験を分析し、「未来の経験」にたちむかう文学の有効性をさぐる。「どう書くか・なにを書くか」を新たに加筆。
目次
- 1 文学表現の言葉と「異化」
- 2 構想の様ざまなレヴェル
- 3 書き手にとっての文体
- 4 活性化される想像力
- 5 読み手とイメージの分節化
- 6 個と全体、トリックスター
- 7 パロディとその展開
- 8 周縁へ、周縁から
- 9 グロテスク・リアリズムのイメージ・システム
- 10 方法としての小説
- どう書くか・なにを書くか
「BOOKデータベース」 より