第二次世界大戦 : ヒトラーの戦い

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第二次世界大戦 : ヒトラーの戦い

児島襄著

(文春文庫)

文芸春秋, 1992.7

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Title Transcription

ダイニジ セカイ タイセン : ヒトラー ノ タタカイ

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Note

本書は同名の単行本全15巻(小学館 , 1978.6-1986.6)を全10巻の文庫版にしたもの

Description and Table of Contents

Volume

1 ISBN 9784167141363

Description

ドイツ第三帝国の興亡と生死をともにしたヒトラーの劇的な生涯と複雑混迷の時代史の実相を克明に活写する長篇第一巻。第一次大戦後、ヴェルサイユ体制の桎梏と世界恐慌に喘ぐドイツで合法的に政権を獲得したヒトラーは軍の増強を果たし、ラインラントへ進駐、一方で華麗なるベルリン五輪を演出し、国威発揚に努める。

Table of Contents

  • 政治家ヒトラーの誕生
  • ビヤホール蹶起
  • 著書『わが闘争』を出版
  • ナチス党大躍進す
  • “千年王国”構想
  • 遂に第一党に
  • ドイツ=第三帝国発足す
  • 独裁体制確立
  • 粛清
  • オーストリア首相暗殺事件
  • 国家元首
  • 再軍備法案公布
  • ラインラントを奪回
  • 日独防共協定の締結
Volume

2 ISBN 9784167141370

Description

謀略と粛清により国内の権力を握りつつあるヒトラーは、国家の生活圏拡大のため密かに戦争計画を策定、1938年民族自決権を主張しオーストリアを無血併合する。続いて英仏独伊4国によるミュンヘン協定でズデーテン地方を割譲させたのちチェコを併合、強圧外交と武力を用いポーランドへ侵攻し第二次大戦の幕が切って落された。

Table of Contents

  • トハチェフスキー元帥の粛清
  • 将軍追放の陰謀
  • オーストリア無血併合
  • 東方進出
  • チェコ併合
  • 対ポーランド戦略
  • 独ソ不可侵条約の締結
  • 開戦前夜
  • ポーランド侵攻
  • 首都陥落
Volume

3 ISBN 9784167141387

Description

ヒトラーの対英和平工作にもかかわらず、民族の自決権という大義名分を逸脱したナチス・ドイツに対し、英仏はついに宣戦を布告。ヒトラーは西部戦線でも総攻撃を下命、隣国を次々に制圧し、独軍は’40年6月パリ無血入城を果たす。9月に日独伊軍事同盟を締結したヒトラーは全欧州制覇を企図して対ソビエト戦の準備を進める…。

Table of Contents

  • ヒトラーと軍首脳の確執
  • “休眠”中の西部戦線
  • ヴェーゼル作戦
  • フランス進攻
  • パリ占領
  • ロンドン空襲
  • 東進決意
  • 東洋からの使者
  • 副総統ヘス事件
Volume

4 ISBN 9784167141394

Description

対ソビエト作戦『バルバロッサ』によって’41年6月22日、ナチス・ドイツ軍は突如ソ連攻撃を開始、南北にわたる長大な戦線で圧倒的な勝利を収めるが、退却したソビエト軍は徐々に戦勢を挽回、厳寒の戦場で熾烈な攻防戦が続く。一方、極東では12月8日、日本の真珠湾攻撃によりアメリカも宣戦を布告し第二次世界大戦へと拡大する。

Table of Contents

  • 作戦発動
  • 『モスクワ街道』進撃
  • 統帥の混乱
  • モスクワ攻防
  • 分水嶺
  • 厳寒の戦場
  • 訪れた春
  • アフリカ戦車軍
Volume

5 ISBN 9784167141400

Description

1942年8月、東部戦線のドイツ軍は一斉に大攻撃に出てスターリングラードに肉薄する。しかし、冬将軍の訪れとともにソビエト軍は大反撃を開始、以後独ソ連戦は攻守ところをかえることになる。北アフリカでもロンメル率いる独軍は退却を始め、米英軍はシシリー島へ進攻、焦慮するヒトラーに盟友ムソリーニ失脚のニュースが…。

Table of Contents

  • 作戦『青』発動
  • スターリングラード総攻撃
  • 退勢の予兆
  • 悲劇
  • ヒトラー暗殺計画
  • カチンの森の大虐殺事件
  • 熾烈な謀略戦
  • 史上最大の戦車戦「クルスク」の戦い
  • イタリヤ戦線の危機
Volume

6 ISBN 9784167141417

Description

1943年9月、イタリヤのバドリオ政権は連合国に無条件降伏する。前首相ムソリーニはドイツ軍に救出されファシスト政権を樹立するが、もはや有明無実の存在でしかない。一方、東部戦線の相次ぐ敗退でヒトラーが前線の将軍に不信の念を募らせている’44年6月、連合軍による“史上最大の作戦”ノルマンディ上陸作戦が開始される。

Table of Contents

  • 独伊枢軸関係の崩壊
  • ヒトラーのイタリヤ対策
  • スパイ『キケロ』の謎
  • エダ夫人の悲劇
  • 東部戦線崩壊
  • 史上最大の作戦
  • シェルブールとミンスク
Volume

8 ISBN 9784167141431

Description

戦局の挽回を期すヒトラーは「アルデンヌ反撃作戦」を企図、西部戦線に戦車軍を集結し1944年12月最後の大反攻を開始、連合軍側の情勢判断の錯誤もあり熾烈な攻防戦が展開される。厳寒の東部戦線ではソ連軍が次々にドイツ軍を打ち破り、ポーランドへ進撃する。そしてナチスによる世紀の犯罪・アウシュヴィツの真実が明るみに

Table of Contents

  • メッス攻防戦
  • 『アルデンヌ反撃作戦』
  • アルデンヌ奇襲
  • 東部戦線の悲劇
  • ヤルタ会談前夜
Volume

9 ISBN 9784167141448

Description

1945年2月、東西両戦線で優位を獲得した連合軍側はクリミヤ半島ヤルタで「三国首脳会談」を開く。会談はそれぞれの思惑を秘め、ドイツの戦後処理、ソビエトの対日参戦を含めた「戦後の世界地図」作成作業でもあった。一方、西部の戦線では連合軍がライン川を越えルール地帯の包囲に成功し、東部でもソ連軍がベルリンへ進撃する。

Table of Contents

  • ヤルタ会談
  • 憂色を深めるドイツ
  • レイマーゲン橋争奪戦
  • ライン最後の攻防
  • ベルリンへの道は遠かった
  • 枢軸側首脳の昏迷深まる
Volume

10 ISBN 9784167141455

Description

1945年4月、ソ連軍はベルリン総攻撃を開始、独軍は劣勢ながらも必死の防禦戦を展開するが、エルベ川で西部の米軍と東部のソ連軍の連繋がなり、独軍は南北に分断される。激闘のベルリン包囲戦の中で、ヨーロッパに新秩序確立を夢みたヒトラーは非命の到来を覚悟し、愛人エバとともに自決、波瀾に富んだ生涯を終える。完結篇。

Table of Contents

  • 米大統領交代の波紋
  • ソ連軍のベルリン総攻撃はじまる
  • しのび寄るものの足音
  • 追いつめられたナチス首脳の“空転”
  • 盟友ムソリーニの最後の旅立ち
  • おごそかな死への歩み
  • 1945年5月8日—終幕

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Details

  • NCID
    BN08998300
  • ISBN
    • 4167141361
    • 416714137X
    • 4167141388
    • 4167141396
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    • 4167141418
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    • 4167141450
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
  • Size
    16cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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