幻の石碑 : 鎖国下の日豪関係
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書誌事項
幻の石碑 : 鎖国下の日豪関係
サイマル出版会, 1993.3
- タイトル別名
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Pursuing an elusive epitaph : a tale of early Japan-Australia contact
- タイトル読み
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マボロシ ノ セキヒ : サコクカ ノ ニチゴウ カンケイ
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注記
主な参考文献: p235-236
内容説明・目次
内容説明
19世紀半ば、日本近海には鯨を求めて多数の異国船が出没していた—。金沢の豪商・銭屋五兵衛の「タスマニア渡航説」と、その事実を告げる石碑の謎を追って日豪交流の曙時代の実態を探る。
目次
- 海を駆けた豪商銭五を追って
- 奇妙な彫物—日豪交流史へのプロローグ
- 1 天保の日豪衝突—捕鯨船レディ・ロウエナ号の来航
- 2 嘉永の美談—タスマニア難波船を救った日本人
- 3 銭屋五兵衛—豪商の栄光と失脚
- 4 銭五のタスマニア渡航説—密貿易の隆盛
- 5 タスマニアの発見—太平洋時代の幕開け
- 6 苦渋の日々—流刑植民地タスマニア
- 7 鎖国下の日豪交流—航海日誌が綴る取引きの実態
- 8 異国船から見た日本近海—幕末の海上交易
- 9 幻の石碑—発見されたもう一つの証拠
- 口永良部島を訪ねて—日豪交流史検証のエピローグ
「BOOKデータベース」 より