書誌事項

シェイクスピアの世界

木下順二著

(同時代ライブラリー, 147)

岩波書店, 1993.5

タイトル読み

シェイクスピア ノ セカイ

内容説明・目次

内容説明

劇作家であり、シェイクスピアの翻訳者でもある著者が『オセロー』や『マクベス』を精読。芝居のリアリティを構築するせりふの音韻や文体、観客の想像力を触発するイメジャリ(心象)などを分析し、シェイクスピアのせりふがもつ「ことばのエネルギー」を日本語に移すための翻訳の工夫、デクラメイション(朗誦術)の重要性を語る。演劇的感受性がよみがえらせる今日的シェイクスピア。

目次

  • 1 シェイクスピアと日本語
  • 2 劇場的想像力
  • 3 四大悲劇の周辺
  • 4 理解の位相
  • 5 今日的シェイクスピア
  • 6 いくつかの場面について
  • 7 デクラメイション(強いて訳せば朗誦術)について
  • 8 日本語とシェイクスピア—生命力としての言葉
  • シェイクスピアの翻訳について新しく考えていること

「BOOKデータベース」 より

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