かごしま・くるわ物語 : 裏街道おんなの歴史
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かごしま・くるわ物語 : 裏街道おんなの歴史
丸山学芸図書, 1989.12
- タイトル読み
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カゴシマ クルワ モノガタリ : ウラ カイドウ オンナ ノ レキシ
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注記
参考文献:p294
内容説明・目次
内容説明
“武の国、男色の国”薩摩に遊女の町〈くるわ〉ができた。この歓楽の別世界は、こよなき人間解放の場として秘められた“光と影”をもちながら吉原や島原なみに栄えた。そして、戦後「売春防止法」で公娼が廃止されるまで、歴史の流れに変転する〈くるわ〉と女性の哀歓のドラマを独特の史眼で描く。
目次
- 1 金山の町山ケ野に遊郭
- 2 男色の国に遊郭設置論
- 3 築地遊郭誕生
- 4 築地遊郭の移転
- 5 沖の村遊郭の出現
- 6 自由廃業の風吹き初める
- 7 自由廃業全国に波及
- 8 鹿児島にも自由廃業のきざし
- 9 鹿児島の自由廃業運動花盛り
- 10 自由廃業挫折
- 11 キリスト教界の動き
- 12 廃娼を訴える鹿児島婦人矯風会
- 13 県警察部の娼妓待遇改善策
- 14 廃娼の叫び鹿児島県会を動かす
- 15 占領軍の命令でついに公娼廃止
- 16 少女売春の「まつもと」事件発生
- 17 「まつもと」事件と鹿児島の婦人たち
- 18 売春防止法ようやく成立
- 19 公認売春についに消滅
「BOOKデータベース」 より