黄金の島
著者
書誌事項
黄金の島
(Hayakawa novels)
早川書房, 1992.8
- タイトル別名
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Crackdown.
- タイトル読み
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オウゴン ノ シマ
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内容説明・目次
内容説明
英国の名優の息子ニック・ブレークスピアは、父親に反発して海兵隊に入ったが、いまはバハマでチャーター船の雇われ船長をしている。美人でインテリのクルー、エレンとともに長い航海に出ることを夢見ていたニックは、ある日弾痕だらけの遺棄船に遭遇する。船上にあった海図に書き込まれていたルートは、マーダー・ケイ(殺しの島)という悪名高い麻薬ファミリーの巣窟で途絶えていた。それからほどなく、ニックはアメリカの上院議員クラウニンシールドの子供たち、リッキーとロビン‐アンを船客として迎えることになった。2人は麻薬中毒で、クルージングに出ることによって使用を断とうというのだ。ところがリッキーとしめしあわせた麻薬の運び屋たちが船を襲って兄妹を奪い去り、ニックの航海士は銃撃戦のさなかに殺されてしまった。官憲さえも麻薬密輸組織には手を出さないバハマで、ファミリーに闘いを挑む決意をしたニック。やがてマーダー・ケイが炎の戦場と化す時が来た。『ロセンデール家の嵐』で人気沸騰のコーンウェルが、またもや送る堂々の英国冒険小説。
「BOOKデータベース」 より