子どもが心を開くとき : 私の体験的教育実践論
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子どもが心を開くとき : 私の体験的教育実践論
一ツ橋書房, 1993.3
- タイトル読み
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コドモ ガ ココロ オ ヒラク トキ : ワタクシ ノ タイケンテキ キョウイク ジッセンロン
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内容説明・目次
内容説明
この本は、若い教師や教師を志す学生たちへの私のメッセージである。教育の理念、生徒への共感、父母や地域社会との連帯、教師の自己確立、実践の方向感覚、授業論、LD児や不登校児との営みなどについて触れ、最後に、ベテラン教師といわれる人たちへのメッセージと、教師という職業を生きぬいた人の生と死の記録をつけ加えた。
目次
- 第1章 異質集団の共生と共学—戦後民主教育の理念を支えたもの
- 第2章 子ども・生徒を対等な人間として感じとる—教育の奥行きと豊かさ
- 第3章 授業における発見性と総合性—私の自主編成教材と授業の展開
- 第4章 クラブ活動、集団創作劇の実践—子どもとともに創る喜びを求めて
- 第5章 親のない子どもたちの魂の叫び—孤独のなかの連帯を求めて
- 第6章 父母との連帯を深める—全国ネットの学級通信をとおして
- 第7章 地域社会のなかへ—紙芝去『善財童子ものがたり』をもって
- 第8章 LD児・タミオとの営み—学習と表現活動が補い合って育つ
- 第9章 子どもが心を開くとき—緘黙児・ワタルの屈折した求愛のサイン
- 第10章 不登校児・タケオの再生の軌跡—学ぶことの意味を学ぶ
- 第11章 教師の居場所が崩壊するとき—時代の相の変容のなかで自分を創り直す
- 第12章 ある女教師の生涯、人生の最後の輝きとしての死
「BOOKデータベース」 より