鎌倉時代文化伝播の研究
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書誌事項
鎌倉時代文化伝播の研究
吉川弘文館, 1993.6
- タイトル読み
-
カマクラ ジダイ ブンカ デンパ ノ ケンキュウ
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収録内容
- 鎌倉武士と信仰 / 速水侑著
- 正法眼蔵の成立と伝播 / 水野弥穂子著
- 鎌倉時代の遺偈について / 菅原昭英著
- 叡尊にみる生身仏の信仰 / 中尾尭著
- 中世国分寺の再興と西大寺流 / 追塩千尋著
- 時房流北条氏と時衆 / 今井雅晴著
- 筑後瑞松山霊鷲寺の建立をめぐって / 上田純一著
- 破仏考 / 佐藤弘夫著
- 念仏と在地神祇 / 桜井好朗著
- 宋代仏教文化の一断面 / 鎌田茂雄著
- 鎌倉末期の対外関係と博多 / 川添昭二著
- 将門伝説の形成 / 福田豊彦著
- 鎌倉時代における舞楽の伝播について / 荻美津夫著
- 鎌倉幕府と蝦夷 / 佐々木馨著
内容説明・目次
内容説明
鎌倉時代は様々な世界観・価値観が顕在化してきた時代で、その文化伝播の特質を具体的に捉えるため、種々な角度から総合的に検討する必要があった。本書は仏教文化の浸透、宋文化の受容、さらに社会経済史・対外関係史との関連、および文化が地域・階層などにいかに関ったか等を広い視野で論究した成果で、中世文化史研究に大きく寄与する労作。
目次
- 鎌倉武士と信仰—武士倫理と戒の問題を中心に
- 正法眼蔵の成立と伝播
- 鎌倉時代の遺偈について—円爾にいたる臨終作法の系譜
- 叡尊にみる生身仏の信仰
- 中世国分寺の再興と西大寺流
- 時房流北条氏と時衆
- 筑後瑞松山霊鷲寺の建立をめぐって
- 破仏考
- 念仏と在地神祇—『一遍聖絵』巻八の世界から
- 宋代仏教文化の一断面—大足石窟を中心として
- 鎌倉末期の対外関係と博多—新安沈没船木簡・東福寺・承天寺
- 将門伝説の形成
- 鎌倉時代における舞楽の伝播について
- 鎌倉幕府と蝦夷—『日蓮遺文』を手がかりに
「BOOKデータベース」 より