ドキュメント人間
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書誌事項
ドキュメント人間
(ちくま文庫, か1-7)
筑摩書房, 1993.3
- タイトル読み
-
ドキュメント ニンゲン
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内容説明・目次
内容説明
大卒の資格を捨て、ゴミ車に乗って十年の金高毅。土の深部からあたらしい思想をつかみだす小泉英政。あたりまえの八百屋をひらいた長本光男。ひとり芝居を通してむつ母港に反対する松橋勇蔵。独得の優しさとサービス精神と軽やかな視線の秋山道男。学校から締めだされた「元気印」・保坂展人。夜間中学で学ぶことの素晴らしさを知る人々。翻訳で生計をたてる身障者後藤安彦。財田川事件の弁護士矢野伊吉。四度の追放を受け、反骨の生涯をつらぬいた鈴木東民。「横浜事件」の体験が生き方を決定した青地晨。三里塚闘争の農民・小泉よね。普通の人間らしい暮しと世の中をめざして闘った人々、世の片隅で懸命に生きる友だちを強い共感をもって活写する。
目次
- ゴミ車とともに
- 土に根づく思想
- 八百屋の初心
- 下北のひとり芝居
- 日常的な個性
- 問題児、その後
- 生きるための学校
- 自立する精神
- ひとりからの正義
- 反骨の生涯
- ひとすじの道
- 「路傍の石」のこわさ
「BOOKデータベース」 より