対話の哲学 : 議論・レトリック・弁証法
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対話の哲学 : 議論・レトリック・弁証法
こうち書房 , 桐書房 (発売), 1993.4
増補新版
- タイトル読み
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タイワ ノ テツガク : ギロン レトリック ベンショウホウ
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内容説明・目次
内容説明
知の流動化・相対化が著しい現代に求められる対話とコミュニケーション。その対話・コミュニケーションをめぐるリアルな状況を世界的に検証し、対話の本質を幅広い視野と新しい民主主義観で深く総合的に考察。「2つの弁証法の統合」によって、西洋合理主義的対話と東洋的あるいは宗教的神秘的対話を包括し、レトリックの総体と真の対話を究明する。民主主義の基礎をなす「対話」の本質にせまる注目の書。
目次
- 1 対話・レトリックをめぐる現状—なぜ、いま対話とレトリックなのか
- 2 民主主義の基礎としての対話—対話の本質と歴史
- 3 対話・レトリック哲学からの批判—知の流動化へ向けて
- 4 真理反映説か真理合意説か—対話の客観性をめぐって
- 5 2つの弁証法の統合—弁証法的方法の再構築へ向けて
- 6 P.ローレンツェンの「対話論理学」—西洋合理主義の極致
- 7 ヤヌス(双面神)としてのレトリック—新しい知の地平へ
- 8 対話と「超対話」—西洋と東洋の交差
- 増補 日本における対話・レトリック哲学の遺産—三木清と林達夫を中心にして
- 付録 『対話の哲学』から『思想のシビルミニマム』へ
「BOOKデータベース」 より