松本清張の世界 : その人生と文学
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書誌事項
松本清張の世界 : その人生と文学
光和堂, 1993.5-1993.6
- [正]
- 続
- タイトル読み
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マツモト セイチョウ ノ セカイ : ソノ ジンセイ ト ブンガク
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内容説明・目次
- 巻冊次
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[正] ISBN 9784875381006
内容説明
かつて、大宅壮一をして「人間の智能的労働の限界に関する実験としても興味ある課題」とさえ言わしめた鬼才・松本清張の“人生と文学”を、主要著作をたどりながら追求した第一級の文芸評論。
目次
- 1 貧窮の長子—文学的出発まで
- 2 埋もるる志への悲歌—初期作品の性格
- 3 悪の社会性—推理小説への出発
- 4 芸と美について—『小説日本芸譚』の世界
- 5 庶民の哀歓—社会派推理小説の確立
- 6 告発の記録—「日本の黒い霧」「深層海流」及び「現代官僚論」
- 7 ある絶頂—「わるいやつら」「砂の器」など
- 8 人間—その〈けものみち〉
- 9 ある女たち—清張的「永遠の女性」像
- 巻冊次
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続 ISBN 9784875381013
内容説明
「美しい文章より真実の文字を」と、最後まで偉大な現役作家であった松本清張の“人生と文学”を、主要著作を克明にたどりながら、分かりやすく解明した第一級の文芸評論。
目次
- 1 現代学者気質—俗物批判の系譜
- 2 政治の中の人間—権力の性格
- 3 江戸の万華鏡—歴史小説と伝奇時代小説との間
- 4 現代史を斬る—日本軍国主義の爪あと 「昭和史発掘」の種々相
- 座談会 松本清張・人生と文学を大いに語る
「BOOKデータベース」 より