貝になった男 : 直江津捕虜収容所事件

書誌事項

貝になった男 : 直江津捕虜収容所事件

上坂冬子著

(文春文庫)

文芸春秋, 1989.8

タイトル読み

カイ ニ ナッタ オトコ : ナオエツ ホリョ シュウヨウジョ ジケン

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内容説明・目次

内容説明

極寒と栄養失調と虐待のため、大量のオーストラリア兵が死亡したとされた直江津捕虜収容所では、BC級戦犯裁判で8人もの職員が絞首刑になった。ところが所長だけは、12年間の獄中生活の後、釈放されている。なぜ彼だけ命びろいできたのか?埋れた事実を丹念に拾い集めて真相に迫るノンフィクション。

目次

  • 足をもがれた少女
  • 遺族たち
  • 最後の民謡
  • 河原の枯れすすき
  • チリ紙のてるてる坊主
  • 35年目の便り
  • 戦犯裁判
  • 証言台にて
  • 捕虜をかばった人
  • 所長の記録
  • 戦争後遺症
  • オーストラリアの捕虜たち
  • 軍事郵便のプロポーズ
  • 貝になった男

「BOOKデータベース」 より

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