美空ひばりと日本人
著者
書誌事項
美空ひばりと日本人
(PHP文庫)
PHP研究所, 1989.10
- タイトル読み
-
ミソラ ヒバリ ト ニホンジン
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内容説明・目次
内容説明
夢、希望、涙、悲しみ、喜び、怒り、ため息—戦後一貫して、庶民の心・時代の心を見事に歌いあげた「美空ひばり」。演歌の女王として人々の心をとらえつづけた彼女は、昭和の終りを象徴するかのように、逝った。戦後の日本と日本人にとって、美空ひばりとは一体何だったのか?本書は、美空ひばりの歌と人、演歌が持つ日本的情緒性、さらには彼女を取りまいた日本社会を鋭く分析、日本人の心性と感性に肉追した渾心の一冊。
目次
- 第1章 「美空ひばり」と日本人
- 第2章 演歌の源流と美空ひばり
- 第3章 山口百恵と美空ひばり
- 第4章 「リンゴ追分」を分析する
- 第5章 任侠道と美空ひばり
- 第6章 発酵文化の粋—演歌
- 第7章 「悲しい酒」とブルースの違い
- 追記—仮託された“涙の歌”
「BOOKデータベース」 より