書誌事項

聖徳太子

梅原猛著

(集英社文庫)

集英社, 1993

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タイトル読み

ショウトク タイシ

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内容説明・目次

巻冊次

2 ISBN 9784087480436

内容説明

蘇我氏の根拠地・飛鳥を離れ、都を新天地・小懇田へ遷した聖徳太子は、いよいよ政治改革に着手した。天皇を中心とした強力な律令・文化国家の建設を—。その太子の夢は、冠位十二階と憲法十七条の制定となって実を結ぶ。太子の理想国家像の結晶とも言うべき憲法十七条を、「五重塔的構造」で解釈するなど、暫新な視点からその思想の真髄に迫る。

目次

第2部 憲法十七条(江戸時代の太子批判;崇峻帝の暗殺と女帝の誕生;国際政治家への第1歩;三国同盟と日本の立場;小墾田遷都と政治の革新;十七条憲法の思想)
巻冊次

3 ISBN 9784087480689

内容説明

蘇我氏権力からの独立を見事に勝ち取った聖徳太子は、外交においても、目ざましい成果をあげてゆく。遣隋使の派遣とその答礼使の来日—。ここに太子政治はその頂点を迎えるが…。やがて隋帝国を暗雲が覆いはじめるのと時を同じくして、太子の立場も孤独を深めてゆくのだった。

目次

第三部 東アジアの嵐の中で(隋帝国の成立;隋の煬帝の革新政治;法興寺の完成と丈六の仏像;法隆寺の建造と二経の講義;遣隋使の派遣;隋の敗北と太子の孤独)
巻冊次

4 ISBN 9784087480917

内容説明

思いがけない隋の敗戦・滅亡は、聖徳太子にも大きなショックを与えた。太子は政治の第一線を退き、思索と著作に心を傾けていった。仏教経典の註釈書『三経義疏』をはじめ、わが国初の歴史書『天皇記』『国記』の編纂など、精力的な著作活動を続ける太子だったが、その立場は次第に孤立を深め、その心は絶望と虚無におそわれていく…。

目次

第4部 理想家の孤独(著作者への転向;『勝鬘経義疏』の思想;『維摩経義疏』の思想;『法華義疏』の思想;隋の滅亡;啓蒙史学の誤り;“日本”の成立;太子の最期;一族の滅亡)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN09356965
  • ISBN
    • 4087480232
    • 4087480437
    • 4087480682
    • 4087480917
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
  • 大きさ
    16cm
  • 親書誌ID
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