アレゴリーとしての文学 : バロック期のドイツ
著者
書誌事項
アレゴリーとしての文学 : バロック期のドイツ
平凡社, 1993.7
- タイトル別名
-
Deutsche Literatur der Barockzeit
- タイトル読み
-
アレゴリー トシテノ ブンガク : バロックキ ノ ドイツ
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内容説明・目次
内容説明
ドイツ・バロック文学を忘却の闇のなかから救出するとともに、バロック独特の表現様式としてのアレゴリーによる言葉の撹乱・無限増殖を通して硬直した現在を揺り動かす。
目次
- 序 バロック研究の歴史—評価の変遷および「バロック」語義論争
- 第1章 叙情詩—詩学・言語理論・詩の社会的、神秘的機能(人文主義の伝統;自然神秘主義および汎智論の潮流;カトリック神秘主義の叙情詩—フリードリヒ・シュペー;とだえていない一七世紀叙情詩の伝統的形式)
- 第2章 バロック劇(バロック演劇の現象学;バロック劇の成立—その歴史的前形態;イギリスの役者たち;イエズス会劇;シュレージエン文芸劇;クリスティアン・ヴァイゼ;喜劇)
- 第3章 バロック小説(ピカレスク小説もしくは悪漢小説;王侯恋愛小説;牧人小説)
- 眺望
- 廃墟的構築としてのアレゴリー
「BOOKデータベース」 より