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十三世紀の西方見聞録

那谷敏郎著

(新潮選書)

新潮社, 1993.7

タイトル読み

ジュウサンセイキ ノ セイホウ ケンブンロク

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注記

関係年表: p257-259

内容説明・目次

内容説明

十字軍遠征をめぐり、イギリス、フランスなどの西欧キリスト教勢力とイスラム教勢力がしのぎをけずっていた十三世紀—。聖地巡礼とローマ教皇拝掲をひたすらに願った景教僧の旅は、否応なく国際情勢の渦に呑み込まれていった…。景教の分かり易い解説をはじめ、当時の中央アジア、ヨーロッパ諸国の情況をやさしく丁寧にひもときながら、彼らの劇的な人生とダイナミックな歴史のドラマを描き出す。西欧近代中人の視点ではない、新しいアングルから世界史に迫る歴史ロマン。

目次

  • 私と西域、景教との出会い
  • 1 旅の前に—前提としてのデータ
  • 2 掃馬、馬克斯の旅—シルクロードからペルシアへ
  • 3 サウマの旅—ヴァティカン、西欧へ
  • 4 ヤフバラッハーの旅—非喜交々の人生航路

「BOOKデータベース」 より

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