大人の「責任」、子どもの「責任」 : 刑事責任の現象学
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大人の「責任」、子どもの「責任」 : 刑事責任の現象学
青弓社, 1993.7
- タイトル別名
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大人の責任子どもの責任 : 刑事責任の現象学
- タイトル読み
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オトナ ノ セキニン コドモ ノ セキニン : ケイジ セキニン ノ ゲンショウガク
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内容説明・目次
内容説明
80年代から続発する既成概念を無化する犯罪はいったい何を意味するのか。近代刑法が創出した〈責任〉の概念を機軸に処罰と保護の境界消滅を検証し、〈責任〉を負わせるべき「主体」の崩壊とポスト高度消費社会を告知する。
目次
- 1 〈責任〉はどこからきたか—刑事責任の誕生
- 2 大人の〈責任〉—犯罪と「狂気」(「理性的人間」の誕生—「狂気」の刑事責任史;「わけのわからない」犯罪への前奏—金属バット殺人事件;理性・狂気のボーダーが消える—パリ留学生バラバラ殺人事件;「システム」の犯罪—連続幼女誘拐殺害事件)
- 3 子どもの〈責任〉—ほんとうにいま子どもは「未熟」であるのか(「非行少年」の誕生—子どもの刑事責任史;子どもは「小さな大人」になった—目黒区中学生両親祖母殺害事件;死刑か保護か—大高緑地アベック殺害事件;大人・子どものボーダーが消える—広島教え子殺害事件)
「BOOKデータベース」 より