風景進化論
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風景進化論
(新潮文庫, し-25-10)
新潮社, 1993.7
- タイトル読み
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フウケイ シンカロン
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内容説明・目次
内容説明
パタゴニアの烈風の下、晴れすぎるぐらいの空を眺めていたら、ふと空がとても悲しく見えてきた。そうか、時として青空は悲しいものなのだと気づいたとたん、青空の風景がガチャリと音をたてて進化したような気がした—。いつか見た風景や、まだ見ぬ風景が心の中で重なりあって、全く新しい風景が生まれてくるような瞬間をとらえたエッセイ集。著者自身による写真も多数収録。
目次
- どははは列車
- 銅砲坂のオドロキ男
- 愛と闘魂の安全三角地帯
- 三段跳び納屋君からの小包
- とおりすぎる人々
- 沈黙電話が鳴っている
- 二枚ガラスの向こう側
- さすらいの汲み取り便所
- 三匹の蛾と浜口ユウジ君
- 待っている女〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より