ユーモアの鎖国
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書誌事項
ユーモアの鎖国
(ちくま文庫)
筑摩書房, 1987.12
- タイトル読み
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ユーモア ノ サコク
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内容説明・目次
内容説明
戦争中には、戦死にまつわる多くの「美談」がつくられた。ある日、焼跡で死んだ男の話を耳にした。その死に「いのちがけのこっけいさ」を感じた時、数々の「美談」に影がさすのを覚えた。そして自分の内の「ユーモアの鎖国」が解け始めたのだ。戦中から今日までに出会った大小の出来事の意味を読みとり、時代と人間のかかわりを骨太にとらえた、エピソードでつづる自分史。
目次
- 新巻
- 花嫁
- うわさ
- まじめな魚
- 試験管に入れて
- ユーモアの鎖国
- 花よ、空を突け
- 事務員として働きつづけて
- 生活の中の詩
- 詩を書くことと、生きること
- 第1行はとび出してきます
- 生活詩
- 眠っているのは私たち
- 私の新しい空〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より