Bibliographic Information

ユーモアの鎖国

石垣りん著

(ちくま文庫)

筑摩書房, 1987.12

Title Transcription

ユーモア ノ サコク

Description and Table of Contents

Description

戦争中には、戦死にまつわる多くの「美談」がつくられた。ある日、焼跡で死んだ男の話を耳にした。その死に「いのちがけのこっけいさ」を感じた時、数々の「美談」に影がさすのを覚えた。そして自分の内の「ユーモアの鎖国」が解け始めたのだ。戦中から今日までに出会った大小の出来事の意味を読みとり、時代と人間のかかわりを骨太にとらえた、エピソードでつづる自分史。

Table of Contents

  • 新巻
  • 花嫁
  • うわさ
  • まじめな魚
  • 試験管に入れて
  • ユーモアの鎖国
  • 花よ、空を突け
  • 事務員として働きつづけて
  • 生活の中の詩
  • 詩を書くことと、生きること
  • 第1行はとび出してきます
  • 生活詩
  • 眠っているのは私たち
  • 私の新しい空〔ほか〕

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Details
  • NCID
    BN09516675
  • ISBN
    • 4480021906
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    302p
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
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