忘れの構造
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忘れの構造
(ちくま文庫)
筑摩書房, 1987.12
- タイトル読み
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ワスレ ノ コウゾウ
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内容説明・目次
内容説明
人間はなぜ忘れるのだろう?忘れることには、一体どんな意味があるのか?「老来、忘れっぽくなった、その腹いせに“忘れ”を俎上にのせてまじまじと見てやろう」という著者が、今までとかく無視されがちだった“忘れ現象”に独自の光を当てて、人間が人間であることの意味を深く見つめる、洒脱な哲学的エッセイ。
目次
- 序章 記憶のヒキダシ型とマリモ型
- 記憶とブラック・ホール
- 忘却の空白と糸
- 空間感覚の成り立ちかた
- 喪失した自分
- 〈忘れ〉と自由な構想
- 忘れた何かが呼んでいる
- 身のたけにあった言葉で
- 丈夫すぎるのもよくない
- 傘を忘れること
- 発掘された安万侶墓誌
- 山の神まつりのひながた
- 終章 あるかなきかの煙
「BOOKデータベース」 より