四国おんな遍路記
著者
書誌事項
四国おんな遍路記
新人物往来社, 1988.10
- タイトル読み
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シコク オンナ ヘンロキ
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注記
参考文献:p261
内容説明・目次
内容説明
八十八カ所乱れ打ち!女ふたり「お四国」を行く。この千年の歴史を持つ「へんろ道」には歩けば魂に呼びかけてくる何かがある。その何かにひかれて、ただただ見知らぬ浦や山を漂い歩いた。また歩くだろう、と言うほかない。小熊秀雄賞・農民文学賞受賞。
目次
- 徳島県(阿波)の札所(1〜23番)(へんろみち千年への旅立ち;わがこころおさなければ…)
- 高知県(土佐)の札所(24〜39番)(今成りの新発意風ざらし陽ざらし;生の重さ背負いて往くへんろ杖;貝寄風に吹かれて念仏申している;補陀落渡海も偲ばれて岬周りを)
- 愛媛県(伊予)の札所(40〜65番)(冬枯の野にただ空風に吹かれている;捨ててこそ捨ててこそとへんろ笠;われ老ゆるときにもわれを捨つるなかれ;菩提の伊予の国秋風また秋風)
- 香川県(讃岐)の札所(66〜88番)(しぐれる寺に忘れ得ぬ人の幻を見る;彼岸雪に凍えお接待に涙する;麦秋の野に心の鉦を打ち鳴らし;てんのうさへもさすらひぞあるなべて色即是空;陽にあぶられ雨にも追われゆきゆけば)
「BOOKデータベース」 より