一茶の研究 : そのウィタ・セクスアリス
著者
書誌事項
一茶の研究 : そのウィタ・セクスアリス
島津書房, 1993.6
- 上・下(合本)
- タイトル別名
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一茶の愛と死
一茶のウィタ・セクスアリス
- タイトル読み
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イッサ ノ ケンキュウ : ソノ ウィタ セクスアリス
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注記
「一茶の愛と死」(芦書房 1964年刊)と「一茶のウィタ・セクスアリス」(芦書房 1965年刊)の合本
内容説明・目次
内容説明
多岐複雑に振動していた一茶の心理の深層が、強烈な光明に照射せられ、ここに始めて一茶の心理の褶襞までも明確に見極められることとなった。即ち、人間一茶が、裏の裏、隅から隅まで、明示せられたこととなった。
目次
- 一茶と花嬌—愛と死・交霊の記録
- 一茶の「父の終焉日記」—擬装の終焉記・形象転移論
- 一茶の遺産争いと躁欝病—その病跡と心象記述
- 一茶の愛の句帖—「享和句帖」愛の体験と擬装と心理
- 一茶の愛憎の機制—妄想追想・退行と固着・擬似体験
- 一茶のウィタ・セクスアリス—性と夢と迷信の精神分析
- 一茶の「親のない雀」—形象の形成過程と定位の構造
- 一茶の「おらが春」—精神揺蕩の論理
- 一茶の還愚延齢—晩年の思想・愚者の魂の記録
「BOOKデータベース」 より