トミーノッカーズ
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トミーノッカーズ
文芸春秋, 1993.8
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トミーノッカーズ
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The tommyknockers.の翻訳
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784163141503
内容説明
本書の主人公ジム・ガードナーが発見するのは、かつてのSF映画の定番、空飛ぶ円盤である。ジム・ガードナーは詩を書きながら大学で英文学を教えていたが、アルコール中毒に苦しみ、一方では反原発デモに加わって検挙されたりしているうちに、友人を失い職を追われ、いまでは詩の朗読で食いつなぐ、鬱屈した中年の社会的落伍者になりはてた。ほとほと自分に愛想が尽きて命を断とうとするのだが、そのとき、友人のボビが大変なことになっているという虫の知らせを感じる。昔の恋人でもあるボビを救いたい一心で自殺を思いとどまり、彼女の農場を訪ねてみたガードナーは、驚くべき変化をまのあたりにする。メイン州の田舎町ヘイヴンとその住民全体が、驚異的でもあり不気味でもある変化をきたしはじめていたのだ。しかも、その変化は、ボビの家の裏手にひろがる森のなか、地中深く埋もれた不可思議な円盤状物体の仕業と考えられた。この物体は生活の利便をもたらし、ひいては戦争抑止の効果をも発揮する夢のエネルギー源なのか、それとも…。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784163141602
内容説明
本書は、50年代から60年代にかけてのB級SF映画でおなじみの、いわゆる円盤ものの枠組みのなかでストーリーが進められていく。宇宙船、エーリアン、光線銃や超音波を発する火器、テレパシー交信でガードナーを包囲する町民たち、自動制御によってガードナーに襲いかかる数々の道具類。一昔前のSF映画の原点を思わせるシーンが繰りひろげられる。
「BOOKデータベース」 より