映像・肉体・ことば : 不在のまなざしの時代
著者
書誌事項
映像・肉体・ことば : 不在のまなざしの時代
彩流社, 1993.7
- タイトル読み
-
エイゾウ ニクタイ コトバ : フザイ ノ マナザシ ノ ジダイ
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内容説明・目次
内容説明
仮想現実時代における窮極の映像と言語論。
目次
- 目蓋のある映像
- まなざしと映像(へその緒としての母の写真—ロラン・バルト『明るい部屋—写真についての覚書』;アメリカン・リアリズムと写真 言語と映像のテクスチュア—ソンタグ;隠喩としての映像;死の視線についての言説—多木浩二『写真の誘惑』;触わる色彩と瞬きするカメラ・アイ—セザンヌからホックニーへ;空間に貼りつく写真—ホックニーの『カメラワークス』;廃屋に蓄積された時間を遮断するフィルムの現在—ジョルジュ・ルース;映画映像の質感と視線の手触わり—異性愛の映像と同性愛のまなざし;不在のまなざしの時代)
- 肉体とことば(プルーストの欲望と嫉妬のイマージュ;ガレとプルーストの文体;女から自立する劇のことば—“女殺し”のジョイス;肉体のふくらみとことばの組織;「地獄とは他者である」—サミュエル・ベケットとの一幕;限りなく存在に近いことば;“I”の消滅とまなざしの反詩;空虚を見つめる非人称のまなざしへの自我の空無化)
- 映像とことば(写真における身と体の交叉)
「BOOKデータベース」 より