一九四五年満州進軍 : 日ソ戦と毛沢東の戦略

書誌事項

一九四五年満州進軍 : 日ソ戦と毛沢東の戦略

徐焔著 ; 朱建栄訳

三五館, 1993.8

タイトル別名

満州進軍 : 一九四五年

タイトル読み

1945ネン マンシュウ シングン : ニッソセン ト モウ タクトウ ノ センリャク

内容説明・目次

内容説明

ソ連が崩壊した後、中国国民の間で、ソ連はいったい何だったのか捉え直そうとする動きが台頭している。スターリンはなぜヤルタ会談で中国の主権についてアメリカと取引をしたのか、ソ連はなぜ当時の国民党政府と「友好同盟条約」を結んだのか、ソ連赤軍はなぜ満州の日本民間人と中国住民に暴行や略奪を行なったのか。そんな中で、本書はアメリカ、旧ソ連、台湾そして中国大陸で最近解禁された一部の機密文書を利用した全面的な研究だと言える。

目次

  • プロローグ 1945年8月9日
  • 第1章 ヤルタ会談と中国の悲哀
  • 第2章 日ソの判断と駆け引き
  • 第3章 「満州」大戦に向けて
  • 第4章 ソ連「電撃戦」と関東軍の壊滅
  • 第5章 終戦の各側面
  • 第6章 延安の「北進戦略」
  • 第7章 ソ連軍と八路軍の初対面
  • 第8章 ソ連軍と満州の日本人
  • 第9章 中国共産党と満州の日本人
  • 第10章 ソ連は満州に何を残した?
  • エピローグ 影響と歴史的評価

「BOOKデータベース」 より

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