書誌事項

民俗の宇宙

谷川健一著

三一書房, 1993.9-1993.11

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タイトル読み

ミンゾク ノ ウチュウ

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内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784380932465

内容説明

「たましいの科学」としての谷川民俗学が生み出してきた、香気にあふれる珠玉の集成。

目次

  • 南島(太陽の洞窟—琉球の宇宙観;シャコ貝幻想;サルタヒコの誕生;神に追われて;魂と首飾り;ハレとケ;南島文学発生論・序章;挽歌の定型;「まれびと論」の破綻;海神祭の由来;盞歌と盞結;アマミキョの南下;穂の祝祭;〈ヤポネシア〉とは何か;沖縄問題は終わったか;火にかけた鍋;わが沖縄)
  • 他界(常世論・序章;常世—日本人の認識の祖型;若狭の産屋;ニライカナイと青の島;あかるい冥府—琉球の他界観;豊玉姫考—産屋の民間伝承と記紀神話の接点;海の夫人)
  • 解説(谷川民俗学の世界;『南島文学発生論』をめぐって;谷川健一の常世への一人旅)
巻冊次

2 ISBN 9784380932694

内容説明

古代へ、そこからさらに古代以前の闇へ—。壮大な構想による探索行の魅力の集成。

目次

  • 古代と民俗(白鳥伝説・序章;ひのもと考;大嘗祭の彼方;「言問ふ」世界;山人と平地人—ある挫折と転向;祭場と葬所—「山宮考」覚書;耳と目の結婚;最後のヤマトタケル;弥三郎婆;伊吹の弥三郎;弁慶)
  • 人(柳田国男の冒険—その方法をめぐって;折口信夫再考—私の折口学;折口信夫における「狂気」;「縛られた巨人」のまなざし;南方曼陀羅と鶴見曼陀羅と;近代主義への一矢—宮本常一のこと)
  • 地名と風土(中央構造線と山民の文化;日本の脊梁文化;膂宍の空国;『遠野物語』の世界;遠山と志摩;風土と神;かくれキリシタン紀行—生月・外海;地名と日本人;なぜ地名変更に抗うか)
  • 解説(谷川学—その豊穣の山脈;谷川民俗学の史譜)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN09750774
  • ISBN
    • 438093246X
    • 4380932699
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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