左手日記例言
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左手日記例言
白水社, 1993.6
- タイトル読み
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ヒダリテ ニッキ レイゲン
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内容説明・目次
内容説明
一片の氷が詩人の右手を傷つけ、詩人の仕事はやむなく左手に取って代った。そのころ詩人の頭蓋骨正中板には膿が溜り、思考回路がしばしば中断された。使用不能の右手と圧迫された思考のなかで、詩人は不思議な発見を重ねていく。左頁の濃密の文体と右頁の余白が織り成す、思考と言語のアラベスク。
目次
- 怪我
- 老作家
- スウィッチ
- 鏡文字
- 片かたの
- 私と彼
- 贈りもの
「BOOKデータベース」 より