マーティン・チャズルウィット
著者
書誌事項
マーティン・チャズルウィット
(ちくま文庫)
筑摩書房, 1993.8-1993.10
- 上
- 中
- 下
- タイトル別名
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Martin Chuzzlewit
- タイトル読み
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マーティン チャズルウィット
大学図書館所蔵 件 / 全33件
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上080||(41)||て2-11112781366,
中080||(41)||て2-21112781374, 下080||(41)||て2-31112781382 -
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784480027702
内容説明
「だれもみな自己のことばかり。わしのことを考えてくれる者は誰一人いない」とマーティン老人はいう。しかし彼とて利己心の塊なのだ。ペックスニフは偽善者、保険金目当てに父を毒殺しようとする息子などチャズルウィット一族はみな筋金入りの利己主義者だ。これらがぶつかり合ってのさぎ、ぺてんの数々。一族をめぐる出来事を通してイギリス社会に遍在した利己心に筆を向けた、デイケンズの問題作。
- 巻冊次
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中 ISBN 9784480027719
内容説明
「ええ、憎んでるの」メリーは叫んだ。「たしかに憎んでいることよ」「それでいながら、あの男との結婚を承諾してもいるんだ」老人はいった。「ああ、そうよ」メリーはいった。老人・マーティンをはじめ、人の心を操って目的を達しようとするベックスニフ、無思慮なその娘メリーなど、きわ立った性格の登場人物たちの暗闘の果てに…。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784480027726
内容説明
イギリスに遍在する利己心を描いた、といわれるこの大河小説はマーティン老人、ベックスニフを中心に、人間の暗部といまわしさ、そしてこっけいさを徹底して描き、推理小説ともよびうるドラマの展開、高まりのうちに幕をとじる。
「BOOKデータベース」 より