狂気について : 渡辺一夫評論選 : 他二十二篇
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書誌事項
狂気について : 渡辺一夫評論選 : 他二十二篇
(岩波文庫, 青(33)-188-2)
岩波書店, 1993.10
- タイトル別名
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狂気について : 渡辺一夫評論選 : 他二十二篇
- タイトル読み
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キョウキ ニツイテ : ワタナベ カズオ ヒョウロンセン : ホカ ニジュウニヘン
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注記
底本: 「渡辺一夫著作集」1-4,10,11,13,14(筑摩書房 1970-77年刊)
解題・解説: p307-326
内容説明・目次
内容説明
暴力に対する嫌悪、人間の機械化に対する嫌悪、そして人間に対する愛を心に抱いて生きること―ユマニスムを生涯の思想とした著者(1901‐75)の静かな祈願のことばは、読む者の胸に深い感動を呼び覚ます。真の知性の眼をもって人間性の根源を洞察するエッセイ・評論23篇を収録。
目次
- 1(「テレームの僧院」のこと;やはり台所があったのか?;海に浮かぶ「テレームの僧院」について;「テレームの僧院」について(翻訳解説より);「パンタグリュエリヨン草」について(翻訳解説より))
- 2(ユマニストのいやしさ;モンテーニュと人喰人;エラスミスムについて)
- 3(トーマス・マン『五つの証言』に寄せて;狂気について;文法学者も戦争を呪詛し得ることについて;人間が機械になることは避けられないものであろうか?;戯作者の精神;不幸について;宿命について;寛容は自らを守るために不寛容に対して不寛容になるべきか)
- 4(エドゥワール・シャンピヨンのこと;買書地獄;本を読みながら;一挿話)
- 5(アンリ四世の首の行方;白日夢 カトリーヌ・ド・メディチ太后の最期とその脚の行方)
- 6(老耄回顧)
「BOOKデータベース」 より