スラッファ経済学の現代的評価
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スラッファ経済学の現代的評価
(福井県立大学研究叢書, 1)
京都大学学術出版会, 1993.10
- タイトル読み
-
スラッファ ケイザイガク ノ ゲンダイテキ ヒョウカ
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内容説明・目次
内容説明
近代経済学の終焉が宣告され、凡ゆる経済理論が批判にさらされて久しい。だがスラッファだけは、自由であるかに見える。スラッファの可能性の秘密を問う。
目次
- スラッファ研究へのプロローグ
- 金融市場のヴィクセル型調整機構
- ケインズ『貨幣論』の世界
- ハイエクの貨幣経済的モデルと自然利子率
- 物価安定と利子率—スラッファのヴィクセル・ケインズ批判
- 貨幣的均衡の多数性
- 金融市場のケインズ型調整機能
- スラッファ分配論の基礎
- スラッファ型モデルの構成—経済行動における自由と必然
- 世界の二つの見方—ウィトゲンシュタインとスラッファ
- グラムシの思想とスラッファ—決定論と個人の自由
「BOOKデータベース」 より