愛、まさにその名のもとに
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愛、まさにその名のもとに
岩波書店, 1993.10
- タイトル読み
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アイ マサニ ソノ ナ ノ モト ニ
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内容説明・目次
内容説明
愛することは義務ではなく、喜びに充ちた権利のはずなのに—。「愛という名にもとに」どれだけ多くの人びとが自己実現の機会を奪われてきたか。家族主義や血縁主義によって、どれだけ多くの「血を同じくしない者」が社会から排除されてきたか。婚外子である自分史を織り込みつつ、生きることを真摯に問いかける珠玉のエッセー。
目次
- まえがき あなたへの手紙
- 書き続ける手続—「絶対」は「絶対」いやだ、ということ
- イズムについて—行動への呼びかけ
- 愛という、まさに、その名のもとに—揺りかごから仕かけられる罠
- 美しい不服従—ノーと言う女たち
- 「わたし」は誰?—MY HOMEということ
- 前でも後ろでもなく、並んで歩く—PKO協力法について
- 揺れる振り子—個人化と社会化
- ここではない、どこか—変革の時に向けて
- 理解したつもり—個独の時間
- 個人的なことは、政治的なこと—もうひとつの植民地主義
- 冬の休暇に再会した彼女たち—美味なる時間
- 変わりつつあることと、変わらないことと、変える意志と—あるいは、力について
- これからも、書き続けるであろう手紙—テクスチュアル・ハラスメント
「BOOKデータベース」 より