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漢詩の魅力

石川忠久著

時事通信社, 1993.10

タイトル読み

カンシ ノ ミリョク

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内容説明・目次

内容説明

詩人の人間像を解明しながら、その名首名作の真髄をとらえて懇切平明に説く漢詩鑑賞読本。陶淵明に始まり、唐時代を中心にして陸游に至り、日本のは江戸期の代表的詩人の作品をあげる。収録長短詩130首。

目次

  • 古典の中の人間像(陶淵明—理想化されたイメージ;李白—虚像と実像;杜甫—李白との交遊;王維と孟浩然—隠逸生活の楽しみ;白楽天—詩に漂う閑雅な風味;寒山—風狂のうた;杜牧—絶句に非凡なセンス;陸游—妻を恋うる歌)
  • さまざまな詩の世界(樵父と漁父と牧童と—超俗世界の人々;隠者を尋ねて遇わず—山中の世界;父老と飲む酒—世俗の中での交情;辺塞詩の世界—戦争の非日常性を再認識;閨怨詩の風趣—「悩む女性」の美を詠う)
  • 女性たちの境涯(王昭君と班〓〓—泣きぬれる美女;西施と楊貴妃—傾国の佳人;羅敷と子夜—強く明るい庶民の女性)
  • 中国漢詩の旅(大唐の都長安—数々の史跡に古人を偲ぶ;三千年の古都洛陽—年々歳々人同じからず;成都に息づく杜甫の世界—武侯祠と浣花草堂;幻の黄鶴楼と武漢大橋—長江に浮かぶ詩人の面影;長沙を包む青楓の林—湘江に映える橘子洲の緑;洞庭湖と女神の伝説—うるわしいかな〓湘八景)
  • 日本漢詩の特質(吉野と桜—風雅に発した詩心;芙蓉の雪—富士への率直な憧憬;雲か山か呉か越か—海洋文学の金字塔)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN09897353
  • ISBN
    • 4788793296
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    ii, 335p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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